「スマレジって無料で使えるの?」「結局どのプランが自分の店に合っているの?」という疑問に、実際の利用シーンや金額感を交えて徹底的に解説します。
2025年の最新情報に基づいた完全ガイドです。

この記事でわかること
- スマレジ全プラン(5種)の違い
- 月額料金や機能の比較表
- 業種ごとのおすすめプラン
- 他社POS(Square/エアレジ)との比較
- スマレジ資料のダウンロードの仕方がわかる
目次〜お好きなところからどうぞ〜
スマレジのプラン一覧と料金詳細
スマレジは、事業規模や業態のニーズに応じて選べる5種類の料金プランを用意しています。
以下は、2025年最新の料金情報と、各プランの主な特徴をまとめた一覧です。
プラン名 | 月額料金(税込) | 主な機能 | おすすめ業種 |
---|---|---|---|
スタンダード | 0円 | 基本的なレジ会計機能/簡易商品登録 | カフェ/小規模テイクアウト |
プレミアム | 5,500円 | 売上集計/日報/簡易在庫 | 物販店/ベーカリー |
プレミアムプラス | 8,800円 | 高度な在庫・顧客管理/API連携 | 複数店舗展開/専門業態 |
フードビジネス | 11,000円 | キッチンディスプレイ/オーダー連携 | 飲食店/居酒屋 |
リテールビジネス | 11,000円 | バーコード管理/棚卸機能 | 雑貨/アパレル/小売全般 |
最も注目されているのがスタンダードプランの「完全無料」提供です。
開業直後などでコストを抑えたい場合でも、POSレジとしての基本機能が使えるため、非常に人気があります。
そこから段階的にアップグレードしていくことで、業務規模や目的に応じた柔軟な運用が可能となります。

プラン別:料金・機能比較表
ここでは5つのプランについて、より細かい機能の違いを比較表にまとめました。
自店舗に必要な機能がどのプランに含まれているかをチェックしてみましょう。
機能 | スタンダード | プレミアム | プレミアムプラス | フードビジネス | リテールビジネス |
---|---|---|---|---|---|
レジ会計機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
在庫管理 | 簡易 | 簡易 | ◎ | ◯ | ◎ |
売上分析/日報 | − | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ |
外部ツール連携(API) | − | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ |
特化機能(飲食/小売) | − | − | − | ◎(飲食) | ◎(小売) |
この比較をもとに、自分の店舗で「どこまでの機能が必要か」「何にコストをかけたいか」を基準に検討してみてください。
店舗タイプ別おすすめプラン早見表
店舗の業態や経営スタイルによって、最適なスマレジのプランは異なります。
以下に、代表的な業種別のおすすめプランをまとめました。
業種 | おすすめプラン | 理由・特徴 |
---|---|---|
カフェ/軽飲食 | スタンダードプラン | まずは無料からスタート。メニュー登録や簡易会計で十分対応可能 |
ベーカリー/物販小売 | プレミアムプラン | 在庫と売上日報管理で日々の業務がスムーズに |
飲食店(居酒屋/レストラン) | フードビジネスプラン | オーダー管理/キッチン連携で厨房との連携も万全 |
雑貨店/アパレル | リテールビジネスプラン | バーコード対応/棚卸機能で在庫管理の精度向上 |
多店舗展開(チェーン) | プレミアムプラスプラン | API連携やデータ集計で本部一括管理が可能 |
自店舗の現在の規模や将来的な展望を考慮しながら、最も費用対効果の高いプランを選びましょう。
よくある質問と注意点
- Q1. 無料プランだけで本当に運用できる?
- A. 小規模カフェやテイクアウト専門店なら、スタンダードプラン(無料)でも充分対応可能。ただし在庫やレポート機能が必要な場合は有料プラン推奨です。
- Q2. プランはいつでも変更できる?
- A. スマレジは月単位でプラン変更が可能。業務規模や機能要望に応じて柔軟に切り替えられます。
- Q3. 機器(iPadやレシートプリンタなど)の初期費用は?
- A. iPad・プリンタ・ドロア等の一式で10万〜20万円が目安。スマレジ公式からセット購入可能です。
- Q4. スマレジはどんな決済方法に対応している?
- A. 現金・クレジットカード・QR決済など主要な決済手段に対応。外部決済端末との連携も可能です。
- Q5. 複数店舗でデータを一元管理できる?
- A. プレミアムプラス以上のプランで本部管理が可能。API連携で売上や在庫もリアルタイムで把握できます。
- Q6. スマレジ導入に補助金は使える?
- A. はい。IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金が使えるケースも。詳細は後述の「補助金活用」の章をご覧ください。
- Q7. 他のPOSレジと迷っています...
- A. スマレジは無料で始められる上、機能の拡張性が高いのが強みです。比較検討については「スマレジと他社の違い」で詳しく解説します。
他社比較:Square・Airレジとの違い
スマレジは多機能でありながら使いやすく、他社の無料POSレジサービス(例:Square、Airレジ)と比較しても優れた点が多くあります。
ここでは代表的な他社と比較して、スマレジならではの強みを整理しました。
項目 | スマレジ | Square | Airレジ |
---|---|---|---|
月額料金 | 0円〜11,000円(用途に応じて選択可) | 0円 | 0円 |
在庫管理 | ◎(高度な在庫・棚卸対応) | △(有料連携が必要) | ○(簡易在庫) |
業種特化型プラン | ◎(飲食・物販・小売向けあり) | △ | △ |
分析機能 | ◎(売上・時間帯・顧客属性など) | ○ | △ |
拡張性 | ◎(API/外部連携豊富) | ○(決済は強い) | △ |
上記の比較からも分かるように、スマレジは本格的に店舗運営をしていく中長期視点で見た際に、有料プランを活用することで大きな強みを発揮します。
無料スタートができる一方、事業拡大時にも対応できる拡張性は素晴らしいものです。
「あとから必要な機能が足りない」と悩む前に、段階的にプランを選べるスマレジは非常に優秀です。

プラン変更やアップグレードの考え方
スマレジの強みのひとつは「スモールスタートからの柔軟な拡張」ができる点です。
導入当初は無料のスタンダードプランで十分な小規模店舗も、事業の成長に合わせて有料プランへとアップグレードすることで、追加機能を無駄なく活用できます。
変更のタイミング例
- 在庫数が増え、手動管理に限界を感じたタイミング → プレミアムへ
- キッチンとの連携や回転率向上を重視したい飲食店 → フードビジネスへ
- 複数店舗を管理したい、または外部システムと連携したい → プレミアムプラスへ
スマレジは契約期間の縛りがなく、月単位でのプラン変更が可能です。
機能制限を感じたらすぐに上位プランへ切り替えられる点は、スタートアップや個人経営にとっても非常にありがたい仕組みです。
なお、上位プランへ変更した際には、使える機能が一気に増えるため、初期設定やスタッフへのトレーニング時間も確保しておくとスムーズです。

導入コストを抑える補助金活用術
スマレジは「IT導入補助金」の対象として登録されており、導入費用を大幅に抑えることが可能です。
特にインボイス対応や業務効率化に取り組む中小企業・個人事業主は、活用しない手はありません。
活用できる主な補助金
- IT導入補助金:最大80%補助(ソフトウェア)、最大50%(ハードウェア)。スマレジはIT導入支援事業者として登録済。
- 小規模事業者持続化補助金:2/3補助、上限50万円(特定条件で最大100万円)。
- ものづくり補助金:中長期の設備投資型で最大1,000万円まで補助されるケースも。
- 自治体独自の補助:各地域の商工会などで個別相談が可能。
実際の導入事例(補助金利用時)
- プレミアムプラスプラン+機器導入:約45万円 → 実質負担15万円以下
- フードビジネス+キッチン連携機器:補助後でも約57%OFF
- 複数店舗導入(2拠点):1店舗あたり66%OFFで導入成功
申請の流れと注意点
- gBizIDプライムの取得
- 経営診断(SECURITY ACTION登録)
- スマレジとの事前相談&見積取得
- 補助金申請(通常1〜2か月)→交付決定後に契約
※注意:交付決定前に購入・導入してしまうと補助対象外になります。
また、1年以内の解約や減価償却前処分は補助金返還のリスクがあるため要注意です。
最新の補助内容や申請期限は、IT導入補助金公式サイトを確認しましょう。

どこから申し込める?導入までの流れと注意点
まず、スマレジの導入はオンラインで完結できる点も魅力のひとつです。
さらに、導入をスムーズに進めるための流れと、注意すべきポイントを押さえておきましょう。
申し込み方法
- 公式サイトからアカウント作成
まずはスマレジ公式サイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力して無料アカウントを作成します。
▶︎ スマレジ公式サイトはこちら - 店舗情報・スタッフ情報の登録
次に、アカウント作成後に業種や店舗情報、利用目的などを登録します。これにより最適な初期設定が提案されます。 - プラン選択と初期設定
その後、必要な機能に応じてプランを選択します。スタンダードプラン(無料)から始めて、必要に応じてアップグレードする流れがおすすめです。 - ハードウェアの購入(任意)
また、タブレット、レシートプリンタ、キャッシュドロワなどの周辺機器をスマレジストアまたは他社から購入できます。 - アプリインストールと実運用開始
最後に、スマレジアプリをiPadにインストールし、トレーニングや動作確認を終えたら本格運用スタートです。
導入時の注意点
- まずは、導入初期にオフライン対応の設定を確認しましょう。(ネット障害時に備えるため)
- 次に、複数端末を利用する場合は同期設定が必要です。
- なお、補助金を使う場合は「交付決定後」に契約・購入を行う必要があります。
このように、導入後も無料サポートが受けられるので、トラブル時も安心です。
また、有料プランでは電話サポートや専任スタッフによる対応が可能です。
スマレジはオンラインでも契約・設定・利用が完結する設計となっており、忙しい開業準備中の方にも最適なサービスです。
スマレジをもっと便利に!連携ツール紹介
スマレジは単体でも高機能ですが、他の業務系ツールと連携することで、店舗運営がより効率化されます。
ここでは、特におすすめの連携ツールを紹介します。
1. 会計ソフト連携(freee・弥生会計など)
- 売上データを自動で仕訳に変換し、経理作業の手間を大幅削減
- 消費税や軽減税率にも対応
- クラウド連携でどこからでも確認可能
2. モバイルオーダー・テイクアウトシステム
- 店内の待ち時間削減・注文ミス防止
- 事前注文&キャッシュレスで非接触対応
- スマレジとの自動連携で売上記録も一元管理
3. 勤怠・シフト管理アプリ(KING OF TIMEなど)
- 従業員の出退勤をタブレットで打刻
- 給与計算との連動で手間を削減
- 労働時間の可視化で人件費管理にも貢献
4. 顧客管理・CRM(LINE公式アカウント連携など)
- 会員登録やクーポン発行機能でリピート率UP
- 来店履歴から個別対応や販促も可能
これらのツールをスマレジと連携させることで、「売上」「在庫」「スタッフ管理」「顧客対応」までワンストップで管理できる理想的な店舗運営が実現します。
導入の相談は、スマレジの公式窓口からも可能です。
よくある質問(FAQ)
- Q1. スマレジの無料プランでどこまで使えますか?
- スタンダードプラン(無料)では、基本的な売上管理・会計処理・レジ機能が使えます。ただし、在庫管理や複数拠点管理、外部連携などは有料プランが必要です。
- Q2. ハードウェアはスマレジ専用のものを使わないといけませんか?
- いいえ。スマレジは汎用的なiPadやプリンタと連携可能です。ただし、推奨機種の使用がトラブル回避にはおすすめです。
- Q3. 導入サポートはありますか?
- 無料でもチャット・メールサポートが利用可能で、有料プランでは電話・リモート操作も対応しています。
- Q4. 初期設定にどれくらい時間がかかりますか?
- 業種や店舗規模によりますが、1〜2日で基本設定は完了します。初期レイアウトやマスタ登録などを事前に準備しておくとスムーズです。
- Q5. 他社のPOSレジから乗り換えるとき、データ移行はできますか?
- CSVファイルを使って商品の一括登録が可能です。顧客・在庫情報などは手動か、サポートを受けながら移行する形になります。
- Q6. ネット環境がない場合でも使えますか?
- 一部オフライン運用も可能ですが、リアルタイム同期やクラウド保存にはインターネット接続が必要です。
- Q7. 解約はいつでもできますか?
- はい。スマレジは月単位で契約・解約が可能です。最低利用期間の縛りもなく、気軽に試せる点がメリットです。
まとめ:スマレジは個人経営の強い味方
ここまで、スマレジのプラン内容、料金比較、導入ステップ、補助金活用法、連携ツールなどを徹底的に解説してきました。
スマレジは、初期費用を抑えながらも高機能で拡張性があり、開業時の不安を解消してくれる存在です。
特に個人経営の飲食店や小売店では、使い勝手とコストパフォーマンスのバランスが非常に高く評価されています。
「まずは無料で試してみたい」「コストをできるだけ抑えて始めたい」という方は、スタンダードプランから気軽にスタートして、成長に合わせてプランをアップグレードするのがおすすめです。
詳細は、スマレジの公式サイトをご覧ください。
あなたの店舗運営が、スマレジによってもっとスムーズに、もっと収益性高くなることを願っています。

「どのプランが自分に最適?」と迷ったら、スマレジのプラン変更ガイドも参考にしてみてください。
導入コストをさらに詳しく知りたい方は、スマレジ導入費用の完全ガイドをご覧ください。
実際の店舗でスマレジを導入したのを見たいかたは、実際どう?スマレジをカフェで導入したリアルな体験談をご覧ください。