この記事でわかること
- アイスコーヒーの基礎知識がわかります。
- アイスコーヒーを淹れる際の抽出器具がわかります。
- アイスコーヒーの淹れ方がわかります。
- 抽出したい量に対してコーヒー粉の量がわかります。
自宅でお店のようなアイスコーヒーを自分で作ってみませんか?
アイスコーヒーはハンドドリップ一式とコーヒー豆があれば簡単に作ることができます。
しかも!作り置きができるので毎日淹れる手間もありません。
この記事では、バリスタ直伝の簡単なアイスコーヒーの淹れ方をテキスト×動画で伝授します。
自分で淹れた美味しいアイスコーヒーを、是非自宅で楽しんでみてください!
目次〜お好きなところからどうぞ〜
アイスコーヒーの基礎知識
アイスコーヒーは、一般的に深煎のコーヒー豆を使用して、ホットコーヒーより濃く抽出して氷などで冷やして飲むものになります。
深煎を基本としていますが、最近ではコールドブリューと呼ばれる、水出しアイスコーヒーや華やかで酸味のあるアイスコーヒーなども人気があります。
アイスコーヒー1つをとっても、とても奥が深くまだまだ未知の分野があると思います。
是非この記事を読んで、「あなただけの最高のアイスコーヒー」を目指してみてください。
用意するもの
今回は、ハンドドリップ淹れるアイスコーヒーを伝授します。
ハンドドリップは抽出器具の中で最もポピュラーで奥が深い抽出器具になります。
人によって全然味が変わってくるのも、この器具の特徴でもあります。
もし、ハンドドリップセットを持っていなければ以下を参考して購入を検討してみてくださいね。
今回、紹介するのはアイスコーヒーでも淹れやすいコーヒー器具をチョイスしています。
コーヒー器具購入にあたってのポイント
値段で味の善し悪しはあまり大きく変わりません。
値段で変わるのはデザイン性や質です。
コスパで選ぶかデザイン性で選ぶかを重視すると選びやすいです。
ハンドドリップ4つの神器
- コーヒードリッパー
- ペーパーフィルター
- コーヒーサーバー
- コーヒーケトル
ハンドドリップセット
ハンドドリップ一式を持っていない人は、セットで購入してしまうのがおすすめです。
デザインも統一されて単品で買うより安く購入できます。
※コーヒーケトルは別途購入する必要があります。
\※筆者も使用しています!ペーパーフィルターは別途購入する必要があります。/
\※ペーパーフィルターが必要のないドリッパーを使用しています。/
コーヒードリッパー
コーヒーをフィルターを通して抽出する際に使用する器具です。
台形型と円錐型でフィルターも変わってくるので注意してくださいね。
※紹介するのは円錐型・セラミック(ペーパーレス)を紹介しています。
ペーパーフィルター
ハンドドリップの際に使用する紙製のフィルターのことです。
※今回は円錐型のペーパーフィルターを紹介しています。
コーヒーサーバー
ハンドドリップなどでコーヒーを抽出する時に使用する、抽出したコーヒーを受ける器具のことです。
※作り置きアイスコーヒー用にも対応できるように容量が大きいサーバーを紹介しています。
コーヒーケトル
コーヒーケトルとは、お湯の注ぎ口が細長い形状のケトルのことです。
コーヒーを美味しく淹れることに特化した「やかん」です。
アイスコーヒーの淹れ方
ここからは、ハンドドリップでのアイスコーヒーの淹れ方を実践していきます。
自分の手で淹れたアイスコーヒーは、唯一無二にオリジナルアイスコーヒーです。
様々な産地のコーヒー豆を使って、あなただけの最高のアイスコーヒーを作ってみましょう!
アイスコーヒーを淹れる4つのポイント
- 粉の量はホットコーヒーの1.5倍の量を用意する
- ドリップ中は500玉の一回り大きく「の」字を描きながら淹れる
- お湯は途中で止めたりせずに一定の量で注ぐ
- コーヒー豆は中挽きで挽く
動画版アイスコーヒーの淹れ方
動画でアイスコーヒーの淹れ方を紹介します。
お湯の量600ml・コーヒー粉60gで作っています。
ハンドドリップでアイスコーヒーを作ってみました。
サーバーに氷を入れて急冷するのがポイントです。 pic.twitter.com/J3EPlovLWN— Re:Start Coffee 起業準備中 (@kigyou00taki) January 25, 2023
テキスト版アイスコーヒーの淹れ方
お湯の量600ml・コーヒー粉60gで作っています。
①ハンドドリップ一式を準備します。
②ケトルに水を8割ほど入れてお湯を沸かします。
なるべく浄水かミネラルウォーターを使いましょう。
③サーバー全体に対して4割ほど氷をいれます。
熱いコーヒー液が氷に触れて急冷するのが目的です。
④ドリッパーにペーパーフィルターをセットします。
ドリッパーとペーパーフィルターは隙間ができないようにピッタリとセットしてください。
⑤ペーパーフィルターに挽いたコーヒー豆を適量いれます。
粉の量はホットコーヒーの約1.5倍多くいれます。
⑥サーバーの上にドリッパーをセットします。
⑦コーヒー粉にお湯を通して、蒸らし作業を行います。
お湯はコーヒー粉全体に回し入れてください。
サーバーに、ポタポタとお湯が落ちてくるぐらいお湯を入れてください。
3〜4回に分けて、少量づつお湯をコーヒー粉全体に浸透させてください。
⑧30秒〜40秒待ってじっくり蒸らしを行います。
長くても1分以内です。
⑨コーヒー粉の中心に、「の」字を描くように回しながらお湯を入れてきます。
ゆっくりお湯を細く一定に淹れてください。
「の」字の大きさは500円より少し大きいぐらいです。
アク(雑味成分)が出てくるので、サーバーに落とさないようにお湯を一定量入れてください。
お湯を入れていくと中心部分が深くなり、周りが土手みたいになってきます。土手は崩さなようにしてください。
⑩お湯を一定量に調節しながら3〜4分目安に淹れてきます。
目的の抽出量に対して3〜4分で抽出が終わるように、お湯の量を調整してください。
⑪目的に抽出量に達したら、サーバーからドリッパーを外します。
アクが落ちないように抽出量を達したらドリッパーを外してください。
⑫サーバーに蓋をして、クルクルと手でサーバーを軽く回します。
氷で薄くなってしまう部分があるので、回して均等にする必要があります。
コーヒー粉の量一覧
アイスコーヒーは、ホットコーヒーを淹れる粉の量に対して1.5倍多く入れます。
氷で急冷する分粉の量を多く入れて濃く抽出するためです。
この項目では、淹れたいアイスコーヒーの容量別に粉の量を一覧にしてみましたので、参考にしてください。
参考
- 150mlは15g〜20g
- 300mlは30g〜35g
- 450mlは45g〜50g
- 600mlは60g〜65g
- 750mlは75g〜80g
まとめ:アイスコーヒーの作り方
いかがだったでしょうか?
アイスコーヒーは作り置きができるので、一度にガツンと作ってしまえば楽ですね。
牛乳を入れて「カフェオレ」を作ったり、練乳と牛乳を入れて「練乳アイスコーヒー」などもおすすめです。
通年を通して楽しめるアイスコーヒーを、是非ご自宅でチャレンジしてみてください!